カナダのAIIB加盟と、カナダ企業の日本進出、経済発展をすすめるカナダの様相

若き首相が経済で手腕を発揮しているカナダ、様々な国がカナダに経済的協力を求めています。今年の8月は特に大きな動きがありました。それが、中国が主導するアジアインフラ投資銀行のカナダ加入です。カナダのモルノー財務相は、北京でアジアインフラ投資銀行の金立群総裁と会談し、カナダがアジアインフラ投資銀行に加盟する北米初の国になると喜びを示しました。 続きを読む

カナダの自然エネルギー産業と格付け会社の影響力

日本人観光客も多く、経済的に豊かなイメージがあるカナダですが、今年の5月には衝撃的なニュースが飛び込んできました。5月の経済成長率は、前月比でマイナス0.6%となっおり、月間では、2009年3月以来の大幅低下になりました。これには、大きな森林火災で石油採取量が大幅に減ったことが大きく関係しています。 続きを読む

カナダと日本のヨーロッパ豚肉プロモーションが開催

トロントと日本で4月に『ヨーロッパ豚肉推進活動』が行われました。このイベントでは『Let’s Meat』をモットーに、4月8日~10日にはToronto Food and Drink Marketが、4月13日~15日には日本食肉産業展が行われました。。各国のプロモーションスタンドでは、ヨーロッパの豚肉の質を現地の輸入業者や代理店などに提示することができ、安全性や品質だけでなく、ヨーロッパならではの養豚や食肉産業の歴史などを知ることができました。 続きを読む

カナダ初の女性総領事館と、トルドー首相の人気ぶり

3月18日付けで岡井朝子氏が在バンクーバー日本国総領事となりました。岡井氏は外務省にキャリアとして入省した20人目の女性で、女性の総領事はバンクーバーの他にメルボルンだけ、そしてカナダでは初の女性公館長です。海外任務はイギリスの他、オーストラリア、パキスタン、スリランカを経て、バンクーバーが6カ所目になります。岡井氏は「女性も働きやすい、また進出しやすいような社会へと変えるため、刺激になるような発信をしていきたい」と抱負を語りました。 続きを読む

TPP署名直前に物言いした国カナダと日本の互恵関係

環太平洋パートナーシップ(TPP)に参加する12か国の署名がニュージーランドのオークランドで行われましたが、これについてTPPに参加した高鳥氏が、2月5日に自民党が行ったTPP総合対策実行本部会で、カナダが署名直前に物言いをはじめたという経緯が明らかにされました。

実はTPPの署名直前にカナダが「署名はするが国内の協定承認手続きをどうするかについてはこの場で約束ができない」と主張し始め、署名をしぶったというのです。

若きトルドー首相率いるカナダの自由党に政権が交代したカナダはTPPについて「交渉が透明性を欠く」としてかなりの難色を示すようになったのです。結局TPPでは閣僚会合の時間の多くをカナダの説得に使ったという後日談を高鳥氏の口から発表されました。 続きを読む

日本から見たカナダの新首相トルドー氏への期待感

2015年の総選挙で、カナダは10年ぶりに政権交代が実行されました。カナダは2005年の少数与党の自由党内閣の内閣不信任案が可決されて以来、政治的に不安定な時期が続いており、この間にカナダ経済は深刻なリセッションにさらされるようになりました。2015年の選挙で勢いを盛り返した自由党は再び与党となり、政権を奪取しています。 続きを読む

日本・カナダの商工会議所協議会会合が2016年1月に開催

日本とカナダの商工会議所協議会は、2015年11月に設立され、記念シンポジウムを行いました。2016年1月には、第2回目となる双方の合同会合を2016年3月にカナダのバンクーバーで開催することが発表されています。

日本とカナダは、TPPの大筋合意をきっかけに今後は相互協力は欠かせない課題です。日本にとってカナダは巨大市場でもあり、また日本にとってはカナダはシェールガス開発の協力先でもあるため、ますます協力にタッグを組んでいくことが必須です。それにはまず、相互理解という面を忘れるわけにはいきません。 続きを読む

ゲーム産業雇用拡大と、日本とのエネルギー協力の推進

カナダのゲーム産業の雇用率が大幅上昇

2015年12月のレポート記事によると、カナダに拠点を置くゲーム会社が著しく成長を遂げています。このレポートによると、カナダには現在2万人以上が450社以上のゲーム開発会社で働いており、雇用率は2013年から24%も増加しています。

カナダではゲーム産業は重要産業であると位置づけされていて、2015年度のGDPに約2700億円ほど貢献していると伝えられており、2013年から2015年にかけて31%の増加が見られています。カナダは人口の50%以上がゲーム好きで、プレイヤーの平均年齢は約33歳であるというデータがあり、今後も成長していくことが見込まれます。カナダにはユビソフト・モントリオールやEAゲームズという大手のゲーム会社があるほか、カプコンやバンダイナムコなども進出しています。 続きを読む

動くカナダと米国の経済製作、日本人への影響は少ないか

11月6日にオバマ大統領はカナダの油砂から採取された原油をアメリカに運ぶパイプラインの建設許可申請を却下すると発表しました。

11月末にパリで行われる国連気候変動枠組み条約第21回締約国会議に向けて、国際社会的な立場をアピールすることを優先したとのことです。この決定はパイプラインの建設を推進して来た立場の共和党からは反発され、次の大統領選の争点の一つとなるだろうと言われます。カナダと米国の雇用を作ることとエネルギー産業の発展を考えて、共和党は推進していました。ですが、温室効果ガスの排出等の問題から反対が続いていたため、この是非はオバマ就任から7年間も保留となっていました。 続きを読む

カナダの景気後退と政権交代

カナダの統計局が2015年の4から6月のGDPが前年に比べ0.5%減ったことを発表しました。四半期2連続のマイナスとなっており、景気後退の局面に陥っているとのことです。2014年後半から原油価格が下がり、カナダの主要な産業のエネルギー関連が影響を受けている状況になっています。このような状況下で産業に対する政策が国内でも大きな焦点となっています。8月にカナダの下院が解散し、総選挙が10月に行われましたが、この選挙のポイントは保守党のハーバー首相の経済政策でした。結果は、自由党が勝ち、10年ぶりの政権交代となりました。 続きを読む