カナダのAIIB加盟と、カナダ企業の日本進出、経済発展をすすめるカナダの様相

若き首相が経済で手腕を発揮しているカナダ、様々な国がカナダに経済的協力を求めています。今年の8月は特に大きな動きがありました。それが、中国が主導するアジアインフラ投資銀行のカナダ加入です。カナダのモルノー財務相は、北京でアジアインフラ投資銀行の金立群総裁と会談し、カナダがアジアインフラ投資銀行に加盟する北米初の国になると喜びを示しました。

また、金総裁はカナダの加盟を歓迎すると述べました。今や世界経済にとって欠かせないカナダの加入は、アジアインフラ投資銀行に大きなプラス影響をもたらすでしょう。カナダの加入によって、アジアインフラ投資銀行に加入していないのは、G7の中では日本とアメリカだけになりました。今まで、隣国としてカナダと経済的に支え合ってきたアメリカにとっては、大きな衝撃です。アジアインフラ投資銀行の加入によってカナダにプラスをもたらすかマイナスをもたらすかが、注目です。

中国と経済的協力を図るカナダですが、企業間では日本とも様々な形で連携をしています。今年の7月には、東京の三井物産本社跡地の再開発ビルに、カナダの高級ホテルグループ・フォーシーズンズ・ホテルズ・アンド・リゾーツが2020年春の開業を発表しました。現在、東京では2020年のオリンピック、パラリンピックに向けて、海外の高級ホテルを積極的に誘致しています。フォーシーズンズ・ホテルズ・アンド・リゾーツもその一つであり、東京都が国際都市であることをアピールしていきます。フォーシーズンズ・ホテルズ・アンド・リゾーツはビルの34~39階に入り、客室数は約190室と予定されています。東京のオリンピック、パラリンピックに向けカナダの企業とも連携を図っています。

このようにカナダは日本や中国などアジアの国々と経済的にも産業の面でも協力をはかっており、アジア諸国からみても非常に心強いです。特に2020年にオリンピック、パラリンピックを控えた日本からするとカナダの協力は欠かせないものとなっています。